くつろげる空間をつくるために、お部屋を少しでも開放的に、圧迫感なく見せるための工夫です。収納は行き届いているはずなのに、どこか雑然としてると感じるということはありませんか。人の視覚に関わる心理的な影響についても勉強になりますね。達人によって、さまざまなアイデアがあるのでとても参考になります。
Point1 高さを低くする家具を目線よりも低い高さに統一することで、視界が広くなり、圧迫感が少なくなります。
Point2 入口からすぐに目に付く場所をスッキリさせる入ってすぐに大きな家具やごちゃごちゃしたものが見えると狭さを感じます。すぐに目に付く場所にくつろげるソファや見せたいものを置いてみてください。
Point3 色を揃える一般的に白系の壁が多いと思います。白はお部屋を広く見せることができます。
家具を低くするというのが、いろいろな工夫の共通する工夫としてあげられていますね。
<ポイント1>部屋を広く見せるポイントのひとつめは「色」!部屋の中で大きな面積を占める「床・壁・天井」の色が明るいと、同じ広さの部屋でもより広く感じることができます。
<ポイント2>部屋をより広く、天井をより高く見せる!「柄選び」のコツ部屋を広く見せるには、カーテンなどに「小さな柄を選ぶ」ことが鉄則。模様が収縮して小さく見えるため、実際より遠くにあるように感じて広々とした印象になります。
<ポイント3>家具の「レイアウト」を工夫して、もっと広く!1)床面を広く見せる!2)背の低い家具を選ぶ!3)高さの違う家具は、レイアウトをひと工夫する!
細かな柄を選ぶほうが広く見えるというのは知らなかったです…。
手前にあるものを大きく、奥にあるものを小さくという遠近法を取り入れたワンルームのLD。ソファやテーブルをロータイプにして、カーテンに柄か淡い色を使えば、より奥行き感が出ます。
家具を使わないで壁に飾る絵で奥行を出す方法も。by SUSAN PETRIL, INTERIOR DESIGNS
奥にあるものほど細かなものを置いて、広がりを演出するということですね。
(1) 色の工夫まずは2枚の写真を御覧ください。どちらが広く見えますか?Bが広く見えたと思いますが、これはAよりもBの方が明度、彩度とも高いのが理由です。
(2) 家具の選定CとDでは、Cの方がより壁面が多く見える事で、広さを感じます。視線が通ることで、部屋が広く感じられる錯覚がおきます。
(3) 内部建具EとFでは、Fの天井までの高さの建具(更に建具の枠が無い)の方が、天井と建具の間に壁がある場合よりも広がりを感じます。
この3つは、お部屋のどこにいても効果がありそうなテクニックですね。
天井をより高く見せる視覚的に高さを出すには、バーチカルブラインド(縦型ブラインド)を天井から取り付けると効果的です。
色のグラデーションで奥行きを見せる淡い色を使えば空間はすっきりと見え、さらに色のグラデーションをきかせることで、お部屋に広がりを演出することができます。
フォーカルポイントを作るポイントを作る場所は、リビングダイニング入り口の対角線にある部分がベスト。視線が奥へと引きつけられることで、奥行きと広さを感じることができます。
縦のラインを強調することで、天井が高く見えるんですね…。目線が集まるフォーカルポイントという場所をわざとつくるというのも上手に活用したいテクニックですね。